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ニュース&トピックス

河北新報「東北再生 あすへの針路/提言」に掲載されました。

2013年06月27日
2013年6月27日付、河北新報 「東北再生 あすへの針路/提言 仙台平野の 先進的な農業再生 都市近郊型の地域営農推進」に、当社の第3農場が 取り上げられました。

(当社部分のみ抜粋)

◎トヨタのパプリカ生産/農・工共存、モデルを築く

トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の敷地内で7月、水耕栽培によるパプリカの本格生産が始まる。土を使わず、コンピューターで管理されたハウスは「工場」そのもの。「農商工連携のモデルを示し、被災地の1次産業を支援したい」というトヨタグループの試みだ。

パプリカの生産は、トヨタ傘下の農業生産法人「ベジ・ドリーム栗原」(栗原市)が手掛ける。震災後にトヨタ東日本の工場に隣接する1.8ヘクタールの巨大ハウスを整備した。春からの実証栽培が終わり、作付けが本格化する。 最大の特徴は、トヨタ東日本の自家発電で発生した廃熱を再利用するコージェネレーション(熱電併給)システムの導入だ。90度以上の温水がハウス内を循環し、冬場でも室温を24~25度に保つ。ベジ・ドリームの高橋誠一郎代表(61)は「エネルギーの有効利用で工場と農場が共存共栄する仕組みを目指した」と説明する。

ハウス内の床面はコンクリートとシートで覆われ、温水と養液がパイプで循環。温水や養液の供給はコンピューターが一元管理する。

高所作業車による作業の効率化、外部タンクに蓄えた雨水の利用、養液の殺菌・再循環システムなど無駄を徹底的に省いたトヨタ生産方式を随所に取り入れた。

全面作付けが始まると、10月下旬から翌年6月まで継続して収穫が可能となる。
年間生産高は約315トンを見込む。

高橋代表は「被災農地では、津波による塩害の克服と収益性の高い農業の模索が続いている。われわれの取り組みを農業再生のヒントにしてほしい」と話している。


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